[書評] ルシオ・デ・ソウザ/岡美穂子 著, 大航海時代の日本人奴隷

異端審問で母国ポルトガルを追われたユダヤ商人ルイ・ペレスと、奉公人→奴隷→自由民となった日本人ガスパール・ハポンのインド/マカオ/長崎/マニラ/メキシコを掛ける安土桃山時代末期の物語(前半)
2014年以降に研究された内容。鎖国前の日本史と世界史のミッシングリンクが解消できた。 大航海時代の奴隷貿易、信長のアフリカ系家臣の弥助、天正遣欧少年使節、伴天連追放令(伴天連=padre=神父の意)、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)、鎖国までの全てがつながっていることを理解できる。(後半)
https://www.chuko.co.jp/zenshu/2021/01/110116.html

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